交響曲第1番「指輪物語」

原題:Symphony No.1 The Lord of the Rings
作曲:ヨハン・デ=メイ(Johannes Abraham Johan de Meij)
時間:45分

ヨハン・デ=メイはオランダの作曲家・指揮者・トロンボーン奏者です。この「指輪物語」はデ=メイの実質上初の吹奏楽作品でありながら、1989年にサドラー国際吹奏楽作曲賞を受賞しました。それまでは奏者・編曲家として活動していた彼が作曲家として一気に世界中で有名になるきっかけとなった作品です。オリジナル編成は吹奏楽ですが、2001年には、ヘンク・デ・フリーヘルによって管弦楽版の編曲がなされ、ロンドン交響楽団の演奏によるCDが発売されました。
全5楽章、演奏時間は約45分という大作です。

1. Gandalf(魔法使いガンダルフ)
2. Lothlorien(エルフの森ロスロリアン)
3. Gollum(ゴラム)
4. Journey in the Dark: a. The mines of Moria – b. The Bridge of Khazad-Dum
(暗闇の旅 a.モリアの坑道 b.カザド=ドゥムの橋)
5. Hobbits(ホビット達)

原題は「ロード・オブ・ザ・リング」で、日本では2001年~2003年にかけて公開された映画が有名ですね。この映画に使われたBGMなのか?というとそうではありません。
この映画の原作はJ・R・R・トールキンのファンタジー作品で、その原作の方に影響を受けて作られた作品です。なので音楽は全然違うのですが、話を知った上で曲を聴いてみると、様々な場面が見事に描写されていて、本当に素晴らしい作品です。この曲を演奏するなら絶対に映画を観ましょう。そしてできれば原作も読みましょう!

こちらは管弦楽版の第1楽章「ガンダルフ」。魔法使いガンダルフの勇ましさと、ファンタジー作品のオープニングっぽい雰囲気です。

こちらが第4楽章。映画「ロード・オブ・ザ・リング」でモリアの坑道・カザド=ドゥムの橋での戦闘シーンを見ていると、不気味な坑道を静かに進んでいく、モンスターが現れる、ピンチが訪れるが、ガンダルフの一撃でモンスターは谷底へ(第1楽章のガンダルフのモチーフが一瞬だけ出てきます)、ガンダルフを失って失意の中、旅は続くというストーリーがしっかり音楽で再現されていて、一層楽しめます。


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