ドラゴンの年/スパーク

原題:The Year of the Dragon
作曲:P.スパーク
時間:約13分

英国式ブラスバンド(金管楽器+打楽器のアンサンブル)のために1984年に作曲された作品で、翌年に作曲者自身の編曲で吹奏楽版が登場しました。いずれの合奏形態においても人気が高く、世界中で演奏されています。日本では干支が辰の年に演奏される機会が増えるとか増えないとか・・・。
でもこの曲名は別に日本の干支を意識したわけではありません。曲名の「ドラゴン」は、ウェールズの国旗に描かれた「レッド・ドラゴン」のことです。ウェールズは、イギリスの構成国の一つです。このウェールズにある名門ブラスバンド「コーリー・バンド」の結成100周年を記念して委嘱されました。

曲は急-緩-急で1.トッカータ、2.間奏曲、3.フィナーレ、の3曲からなっています。
アインザッツが超重要なブラスバンド編成が元曲だからでしょうか、元気で華やかというよりも、クールな曲であるというイメージが私はあります。冒頭のブラスとスネアのリズムや、ベルトーン、木管の細かいパッセージに重なる鋭い金管の音など、難曲ですが聴衆をうならせるような要素がたくさん入っています。
「元気な演奏でお客様を楽しませたい」というよりも「高い音楽表現でお客様を感動させたい」というのに向く作品ではないでしょうか。

こちらは第3楽章。





ドラゴンの年/Year of the Dragon【吹奏楽-楽譜セット】/作曲:P.スパーク

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