春になって、王たちが戦いに出るに及んで/ホルジンガー

原題:In the Spring, at the Time
When Kings Go off to War

作曲:デイヴィッド・R・ホルジンガー
時間:約11分

アメリカの作曲家、ホルジンガーの「春になって、王達が戦いに出るに及んで」です。1986年にABAオストワルド作曲賞を受賞していて、ホルジンガーの作品の中で最も有名と言えると思います。
旧約聖書/歴代誌の以下の記述の部分を描写した作品です

年が変わり、春になって、王たちが戦いに出る頃、ダビデ軍の司令官ヨアブはその軍勢を率いて、アンモン人の地を攻め、ラバ(アンモン人の首都)に到達してこれを包囲した。しかし、ダビデ自身はエルサレムに留まっていた。

ヨアブはラバを攻撃して、壊滅させた。ダビデはアンモン王の頭から冠を奪った。その重さは金1キカル分あり、中には宝石で飾られていた。それはダビデの頭に置かれた。ラバの町からの戦利品は非常に多くの量であった。

ダビデはラバの町の住民を殺さず、のこぎり・鉄のつるはし・斧を使用する仕事をさせた。ダビデはアンモン人の全ての町々に対してこのようにした。その後、ダビデと兵士たちは、エルサレムへ凱旋した。

奏者の叫び声(男声・女声の指定あり)やサウンドクラスター奏法など、珍しい現代音楽的な手法が多く使われていますが、単なる音響実験的なのではなく、戦っている姿を実にうまく描写しています。また、王たちが凱旋する荘厳さ、クライマックスへの疾走感は本当に素晴らしいものがあります。

とても演奏効果の高い作品なので、コンクールでも演奏されることがあります。しかしご存知の通りコンクールは自由曲の時間制限があるので、必然的にカット演奏となります。ぜひ演奏会でカットせず演奏してみていただきたいです。





春になって、王たちが戦いに出るにおよんで

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