ローマの松

原題:ローマの松
作曲:オットリーノ・レスピーギ
時間:約21分

イタリアの作曲家、レスピーギの作品。色彩豊かで壮大な世界を表現する作風が特徴的で、ローマ三部作(ローマの噴水、ローマの祭り、そしてこのローマの松)は吹奏楽でもよく演奏されます。
原曲はオーケストラに加え、ピアノ・チェレスタ・ハープ・オルガン・バンダ(舞台外に配置される金管楽器群)、更には鶯の鳴き声の録音再生と、バラエティに富んだ大編成となっており、吹奏楽編曲版も弦楽器以外はそれと同様の大編成で演奏されます。
作品は4つの部分で構成され、切れ目なく演奏されます。
第1部 ボルゲーゼ荘の松
第2部 カタコンブ付近の松
第3部 ジャニコロの松
第4部 アッピア街道の松

ちなみに、レスピーギはこの曲についてこのように語っています。
「記憶と幻想を呼び起こすために出発点として自然を用いた。極めて特徴をおびてローマの風景を支配している何世紀にもわたる樹木は、ローマの生活での主要な事件の証人となっている」
タイトルについている地名の松は実在しますが、この曲はその風景を描写した音楽というわけではありません。自然を通して古代ローマから続く歴史を幻想的に再現しようとしたのです。ローマの松というのは日本の松とは大きく雰囲気が違いますが、だからといって「大きくて力強いローマの松をイメージして演奏」というのも正解ではないんですね。

こちらはアッピア街道の松の部分の動画です。ダイナミクスが広すぎるので最初の方はあまり聴こえませんが…。ぜひ生の演奏会で聴いてほしい曲です。

>


こちらはオーケストラ編成。

この楽譜を購入する

スポンサーリンク
レクタングル大広告
レクタングル大広告
  • このエントリーをはてなブックマークに追加